ストレスチェックとは


ストレスチェックとは、仕事や職業生活に関して強いストレスを感じている労働者が5割超で、仕事によるストレスが原因で労災申請が増加傾向にあることを背景に平成26年6月に義務化されました。

事業者による労働者のメンタルヘルスケアとして三段階に分けられますが、ストレスチェックでは、一次予防を強化するねらいがあります。

1.一次予防:労働者自身のストレスへの気づき及び対処の支援並びに職場環境の改善を通じて、
  メンタルヘルス不調を未然に予防する

2.二次予防:メンタルへする不調を早期に発見し、適切な対応を行う

3.三次予防:メンタルヘルス不調となった労働者の職場復帰を支援する。

ストレスチェック制度では、ストレスチェックの検査を実施し、高ストレス者に対しては医師による面接指導を行います。

ES調査(従業員満足度調査)とは

ES調査とは、従業員のモチベーションをあげたり、離職率を減らすなど、従業員の働きがいある環境づくりを目的として、現状の従業員や組織の状態を把握するための調査です。従業員満足度と業績向上の間には99%の因果関係があり、従業員満足度が1%増加すると顧客満足度は0.22%増加します。そのため、業績向上の第一歩としてES調査を通じ、従業員の想いや考えを把握することは重要となります。

当社ストレスチェックサービスの特徴

このサービスは、ストレスチェック(ストレスと組織運営との関係性を発見する)とES調査(業績向上のカギとなる従業員満足度の把握)を一度の調査で実現できることが特長となります。

ストレスチェックは、厚生労働省の「労働安全衛生法に基づくストレスチェック制度実施マニュアル」に完全準拠しています。

ES調査は、実戦経験豊富なコンサルタントが監修した網羅性の高い組織診断項目と様々な角度からチェックでき、直感的に分かり易い結果報告書をご提供できます。

ストレスチェック・ES調査を同時に実施するからこそ、具体的には4つのサービスが提供できます。

1.分析結果報告書にて3つの観点で分析

 ①個別調査項目の評価点向上の観点:会社・経営層の目標値(想定値)を基準値として設定し、
  基準値との差異から維持・改善項目を特定
 ②総合指標(総合満足度・eNPS)向上の観点:各調査項目の総合指標への影響度分析
 (満足度ポートフォリオ分析)を通じて、総合指標の評価向上のための維持・改善項目を特定
 ③ストレス要因項目と関連性の高いES改善項目の観点:ストレスチェックの低評価項目と相関性の
  高いES項目を特定

2.ストレスと組織運営の関係性を発見

 ①ストレスチェック時にES項目(組織運営項目)を追加して実施することで、ストレスに影響を
  与えているES項目を発見
 ②ストレスチェックの低評価項目と相関性が高いES項目(相関係数の値が0.6以上)の改善着眼点を
  提供

3.改善着眼点の導出

 ①3つの改善テーマの優先順位表(総合満足度向上の観点・ストレスへの影響の観点・両観点共通の
  ものに絞り込んだ改善着眼点)
 ②改善着眼点として改善テーマの具体的な内容として施策の目的、期待効果、運用上のポイント等を
  記載

4.分析手順書の無償提供

 結果報告書とともに分析手順書(分析結果の見方)を無償で提供しています。

 ①個別調査項目の評価点向上の観点での維持・改善項目の特定(※)
 ②総合指標(総合満足度・eNPS)向上の観点での維持・改善項目の特定
 ③ストレス要因項目と関連性の高いES改善項目
 ④維持・改善項目の要因分析
 ⑤維持・改善に向けた施策の検討

 ※ ①については対応していませんので「全調査項目対応の「調査項目ー改善着眼点引当表」
  「全改善着眼点概要」も合わせてご提供します。

オプション

各種分析結果に基づいて、分析結果の特徴や分析手順書記載の①~③をどのように維持・改善すべきか、当社コンサルタントによる分析結果要約書も提供可能です。

 要約書の主な特徴

 ①維持・改善項目の特定
  ・個別調査項目の評価点向上の観点
  ・総合指標(総合満足度・・eNPS)向上の観点
  ・ストレス要因項目と関連性の高いES改善項目の観点
 ②文脈を考慮した維持・改善項目との高相関関係の特定
 ③会社全体の評価に影響を与える部門の特定
 ④コンサルタントによる改善の方向性などの分析所見
 ⑤①②に基づいて再編集した改善着眼点集
 ⑥社内報告用資料としても活用しやすい要約内容

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